いつからか、人がただそこにいることが難しい時代になりました。
新しい人と出会うたびに、
「何か話さなくてはいけない」
「楽しませなければいけない」
「有意義な時間にしなければいけない」
そんな気持ちが湧いて、私たちはなかなか本当の意味で自然体ではいられません。
黙っていたら、暗い人。
自分の思いを言葉にしたら、主張が強い人。
そんなレッテルを貼られたくないから、空気を読み、気を遣い、場を盛り上げようとする。
誰もがそれぞれの立場を守るために、コミュニケーションという名のもとで、目に見えない義務感に追われているように感じます。
刺激的な出会いや交流の機会は増えました。でもその一方で、自分をよく見せたり、誰かの期待に応えたり、本当の自分とは違うキャラクターを演じることに疲れてしまった人もいるのではないでしょうか。
もちろん、人と接する上でのマナーや礼儀、相手への思いやりは大切です。でも、それ以上に何かを求め合わなくても、目的がなかったとしても、人と人は自然につながれるはずです。
無理に話さなくてもいい。
無理に盛り上がらなくてもいい。
何か特別なことをしなくてもいい。
ただ、そこにいるだけでいい。
chill & hike club について
そんな場所をつくりたくて、chill & hike club を立ち上げました。
私たちが大切にしたいのは、刺激的な体験を追い求めることよりも、もっと原始的で穏やかな心地よさです。
- 焚き火を囲んで、ゆらめく炎を眺める。
- 山を歩いて、同じ景色を楽しむ。
- 自然の中でキャンプをしながら、ゆっくりと時間を過ごす。
話したいときは話す。静かにしたいときはただそこにいる。それぞれが自分自身でいられる。「自然体でいなければいけない」という決まりさえ、ここには必要ありません。
無理に仲良くなろうとしなくても、同じ時間を過ごしているうちに、少しずつ顔なじみになっていくでしょうから。そして、いつの間にか、一緒にいることが当たり前になっている。そんな自然なつながりを育んでいけたらと思っています。